樹木1612種を盛り込んだこの本、ガーデニングの参考になるかな?と思って調べたら720ページ、16,800円・・・ ちょっと素人には厳しい値段だけど、見てみたい・・・

岩手県在住の造園家、「造園界の宮澤賢治」と称される著者が40年間の植栽実践に基づきまとめあげた実践書。 造園植物の本では最詳・最多の1,612樹種を取り上げ、「見せ方・使い分け」を重視して、魅力や特性・性質・使い方を解説。図版・写真総数1,224点、索引総件数7,740件。 Web植物辞書「花ペディア」の固有ナンバーとQRコードを併載し、Web上の写真・情報と連携させた初めての事典でもある。 156ページにわたる目的・環境条件別の有望樹種リスト(3,229種)は、事典編と組合わせて利用ができる。118ページに及ぶ索引は、造園植物名の対照表(シソーラス)を意図して作られている。 木の見せ方・使い分け ― 木の新しい魅力が伝わってくる 世界的にも独特な気候、地形などのもとに育まれてきたこの国土を、身近な生活空間から国土全体にわたって、緑豊かな環境を備え、美しさや快適さを実感できるものとしたいとの思いをもって造園の世界に飛び込んだ。そのためには、環境条件に応じて多様な在来種や外国産種から有望な樹種を選び、試行し、調査研究を重ねた上に「適地適木を選ぶ仕組み」が必要不可欠であると痛感していた。  野田坂さんは、こうした課題を胸に現場の第一線で活躍されてきた。40年間ひたすらに都市や田園緑化、公園やガーデン等に用いる樹種の可能性を探りつづけ、この度その集大成として、この大部な本をまとめあげられたのである。  この本では、木の見せ方・使い分けが野田坂さんの実践に基づく新鮮な語り口で書かれており、木の新しい魅力が伝わってくる。造園やガーデニングに携わる多くの方々の手によって、これらの「多様な樹種」を自在に組み合わせ、人と自然との共生を目指した美しい景観づくりが全国各地で促進されることを願っている

2012-01-14

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